基本的な流れは収穫後の原料(サトウキビ・甜菜)を圧搾し、得られたショ糖を多く含んだ搾り汁(糖汁)をろ過・濃縮し、分離・結晶化させていくという製造工程。
ただし、収穫後の作物は時間が経つにつれて糖分が減少していくため、サトウキビの場合は栽培・収穫を行った現地で一度、粗糖(原料糖)として結晶化を行う。その後、粗糖を精製(精糖)することで砂糖を製造する。粗糖にすることで、保存や輸送(他国への輸出)も容易になメリットがある。
甜菜(ビート)の場合は、0~5℃の保存で糖分の減少を防げるため、サトウキビのように粗糖・精糖の2工程を経ずに、一貫して砂糖を製造できる。
コメント